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なぜ痛みがおさまっても通わなくてはならないのか、お教えします。
一時的に症状を抑えただけでは、病状が改善したわけではなく、症状が出た原因もそのままだからです。そうすると、あまり月日が経たないうちに悪化し、また痛くなってしまうかもしれません。私は皆さんに痛い思いをしてほしくないのです。病状によっては通院回数が多くなることもありますが、最後までしっかり治療しましょう。
患者さんのお話によく耳を傾けることを大切にしています。
私は患者さんの話をよく聞き、なるべくその方が望まれる治療を提供することにこだわっています。
「歯科医院で歯を抜かれた」「削られた」という言い方をよく耳にします。そう感じてしまうのは、歯科医師がきちんと説明をしなかったからかもしれません。互いに納得できる結果を得るために、私は患者さんの同意を大切にします。
しっかりしたヒアリングと、分かりやすい説明を心がけています。
まずは患者さんの訴えによく耳を傾け、その思いをくみ取ります。今から行う治療に対する不安はもちろん、これまでに受けた診療に対する不満なども、遠慮せずにおっしゃってください。
私はいただいたご意見・ご要望を参考にしつつ、必要な治療を説明します。説明は伝わってこそ意味があるので、耳慣れない医療用語はなるべく使いません。
つめ物・かぶせ物、入れ歯の製作が得意です。
力を入れて学んだことは、補綴(ほてつ)といって口の中で使う人工物についてです。つめ物・かぶせ物、入れ歯などを設計し、つくって入れることを指します。病院勤務をしていた頃、師事した先輩歯科医師が補綴を得意としており、私も影響を受けました。
つくった物が患者さんの口にフィットすると、達成感があります。患者さんが快適に噛んだり話したりできるようになれば、私もうれしいです。
空間づくりでも、緊張を和らげられるようこだわりました。
白は明るくて清潔感がありますが、同時に「医療機関」独特の印象もありますよね。初めて来られる方は緊張されていると思うので、院内は白と木目、茶色を組み合わせ、自然な色合いにまとめました。患者さんの動線にも気を配り、快適に過ごしていただけるよう工夫しております。
患者さんからいただく「感謝」の一言が私のやりがいです。
治療を終えた方から感謝のお言葉をいただけたときほど、やりがいを感じる瞬間はありません。
当院には小さなお子さんもたくさん来られます。はじめは怖くて泣いていたお子さんが笑顔で帰っていくのを見るのは、うれしいものです。歯科治療に慣れてくれた手応えがあると、達成感を覚えますね。これからも、皆さんを笑顔にできる歯科診療を心がけます。